ダイバーシティ、という言葉が人事の話題の中で使われ始めた当初、それは東京都の臨海地区に出来た新しいビルの林立する一画のことかと勘違いし、そこに入居する企業では革新的なヒューマンリソース対応が実験されているのかと思っていました。
今となっては笑い話ですが、社会の女性参画をもっと推し進めましょう!という趣旨の言葉と知ったのは、その後でした。
ダイバーシティとは、”多様性”を意味する英語だったんですね。 てっきり、ダイバーとシティが合体した街の名前かと最初は思ってしまいました。
女性の社会進出はこれからの企業の発展の中で不可欠の要素であることは、議論の余地はないところです。
しかるに、女性の身体のDNAは身近な人との生活により適合して出来ている、という生物的な事実があります。
人類の祖先がアフリカ大陸を出て、その一部が日本列島に住むようになった70万年の歴史の中でも、その99.9999%の期間、男性は主に狩をして食べ物を得る仕事、女性は住居をベースに家族を育てる生活が主だったようです。 その生活に適応した形で進化したDNAを私たちはかなりの部分引き継いでいるようです。
そのような生物としての適者生存をくぐり抜けてきた中で培われたDNAがあるので、女性は満員電車に乗ることしかり、営業活動で初対面の人に会うことしかり、知らずしらず男性より緊張してしまう傾向が強いのかも知れません。
冷え性の人が多い。 便秘の人が多い。 肩こりの人が多い。 色々な理由はあるにせよ、それらは一般的に交感神経オンの緊張状態を示しています。 これらは男性より女性に顕著なようです。
ですから、女性の社会進出には、女性の緊張を緩める方法とセットにしませんと、身体的に働くことがしんどい、と感じる方が多くなることかと思われます。
ダイバーシティ化が進み、女性にどんどん活躍していただく為にも、体の不調で十分に活躍できない状況があるとしますと、とても残念です。
職場において女性メンバーにも、是非快適な心身の状態で活躍してもらいたいものであり、それが働く喜び、生産性のアップに自然とつながっていくことかと思います。
一般的な不調の原因の一つが”交感神経オン”状態が続くことからくるとしますと、『交感神経を緩めればいい』ということになります。
しかしながら、交感神経は自律神経という自分で思い通りにコントロール出来ない神経であり、自由に動かせる身体の部分を使って体を”ある状態”にしてあげないと、意図的に緩めることが出来ません。
弊社では、その体を自律神経が緩む状態に意図的にする方法を具体的にご指導させていただいてご好評を得ています。