2018年10月19日放送のNHKの番組『チコちゃんに叱られる!』の質問に『鏡に映ると上下は逆になってないのに左右逆に見えるのは何故?』がありました。
確かに鏡に自分を映してみると左右は逆になって見えるけど、頭と足が逆転してはいない。 つまり上下はなぜ逆になっていないのか不思議、という言われてみればなるほどと思う素朴な疑問です。
番組には心理学者の先生が登場され様々な分析の果てに、この質問の番組での結論は『何故だかわからない!』でした。
ツイッター上では、色々な回答が出ていますが、サーっと目を通した中で納得させられたものは見つかりませんでした。 見逃してしまった可能性は十分あります。 なにしろ、『チコちゃん 鏡』で検索してすでに620件もツイートされているので、とても最後まで読めませんでした。
『鏡が左右逆』でツイッターやネットを検索すると持論が展開されていますが、ここでも見た範囲の中では納得出来る答えを見つけることができませんでした。
中には、『見る人の素直さの問題では?』という面白いコメントもあって楽しませてくれます。
当社なりの回答は、『私たちが地球の重力の中で暮らしているから』
?!?!?!ですよね。
私たちは後ろに振り返る際に、地球の重力の元で生きているので、体の縦の軸(地面に対して垂直な軸)で回転しますよね。 いわゆる『回れ右』の号令で回るあの回り方です。
そうやって当たり前に生活しているので、鏡に映った自分の姿は左右が逆ですが、上下は逆になっていません。 そのように私たちは一般に認識します。
頭は上のままだけれども、鏡に映る自分の右腕は鏡の中では自分の体の左側についています。
ここで想像力を少し働かせて、地球を離れた無重力の宇宙空間で、振り向くにはおヘソ辺りの体の横の軸で回転するしかない世界に生きてる人達に思いを馳せます。
おヘソのあたりで体の横の軸で回転? ちょっとイメージしにくいですよね。
鉄棒に体をのせ、お腹で乗った状態を想像して下さい。 その状態で後ろを振り向くしかない世界に生きていたとするとどうなりますか?
振り向く為に体を回転させると頭が下になりますよね。 そしてそれが当たり前になる訳です。
その世界に住む人が、鏡に映った自分の姿を見たらどうなりますか?
『左右は逆でないのに、頭と足(上下)が逆になってる!』と思うのです。
つまりチコちゃんの質問、『鏡が左右逆に見えるのは何故?』の答えは、『私たちが地球の重力の中で暮らしているから』でした。 (間違ってたらゴメンなさい)
では、チコちゃんの決め台詞やらせていただきます。『ボーッと生きてんじゃねーよ!』
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